Plate Art -2

「メッセージのデザイン2」
私は日々圧倒的に日本語を多く扱っているにもかかわらず、デザインワークの中にアルファベットが入っているだけで格好良さをつい感じてしまうことが多々ある。
以前に制作したプレートアートに、日本語の形象の美しさ、日本の言葉の良い点を用いて再度挑戦したかった。

山頭火は、私がある種、人として目標にしたい、熱い人間性を感じる闘うナチュラリストだ。
その言葉の中には、自然の中で生活していた人間としての言葉の集大成、情景を思い起こさせてもらえる強い実体験がある。
その山頭火の詩集からランダムに強い単語を切り出し、見た人にセンテンスとして受け取ってもらえるよう繋ぎ合わせていった。
言葉の意味と文字の形象、それらがなす造形と景観から新たな情緒が生み出されるのではないか。

この作品の伝えたい事が、メッセージではなく情緒だと気づいた事で、私たちの常用語である漢字とひらがなの情緒感を教わることとなった。
2010.10

Made by Sun

「光と影のデザイン」
ふと考えてみれば、私が普段デザインをリリースする時は、「白い紙にカラー印刷」。
白+黒、白+カラー、白+カラー+黒という日々。
白いステージを作れば、そこには黒でもカラーでも描く事のできる空間ができるという事だ。
真夏の強い日射しに照らされて、光り輝く白い壁は、まさに自由に描く事のできる空間。
そのメッセージは、今、この黒を浮かび上がらせてもらっている太陽。
日の高さを見ながら、予めロケハンで決めておいた壁に文字ボードを固定する。

万物を作り出す太陽、いつもありがとう。
2010.08

Plate Art -1

言葉はたった一語であっても、その奥に多様な意味を含んでいる。
それが楽曲のタイトルであれば尚更だろう。タイトルを見れば楽曲を思い出すこともできるし、その楽曲に込められたメッセージを思い起こすこともできる。さらにその楽曲を聴いていた時の過去の体験にリンクすることもあるだろう。

単語が連なって文章ができ上がって行くように、楽曲のタイトルをプレートにして繋ぎ合わせ、一つの景観をつくっていった。
2009.05